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社員リレーだより

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保全課:若林 雄一

2010年 05月 18日 ( 火 )

 「俺と力の話」

3年前の11月中旬、突然子犬がやって来た。妻の実家からの贈りもの。犬と散歩をしながら、メタボ対策をして下さいとの事。

“8月4日生れの柴犬の雄”がっしりした骨格に、ピンと立った三角の耳、クルリと巻いた尻尾。ひと目で気にいったが、どことなく頼りなさそうな顔をしている。強く元気に育つようにと“力(リキ)”と名付けた。

力を、どう育てるのかと妻が聞く。「人間には人権があるように 犬にも犬として生きる権利がある」犬らしく育てれば良い。
妻が突然怒り出して、そんな考え方ではシツケは出来ません。成犬になったら大変な事になります。私が育てますと剥れしまう。大変な事になっては困るので、シツケは妻にお願いする事にした。 

力も成長し、1年が過ぎる頃から妻の心配が現実となり、誰彼なく威嚇し吠えまくる。時には噛付きそうになる。静止させようとして、何回噛付かれた事か、今までに10回以上噛付かれ、その中で4回は病院通いをしている。何とも痛い話になってしまった。


力よ もう俺には噛み付くな。まあ多少は我慢する。だが、病院に通うほど噛むのはもう勘弁してくれ。生活が掛かっているからな。

力よ それ以外はこのままで良い。どんな事があっても俺が守ってやる。

力よ 永く、永く生きろ。お前は掛替えのないパートナーなのだから。

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