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各課取り組み

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成形課:佐々木 政彦

2011年 04月 21日 ( 木 )

クレーン・LPG・粉塵部会より
東日本大震災ではM9の地震発生で、津波・余震 等による大きな被害が発生しました。東北太平洋沿岸地域は津波により、まち全体の壊滅状態となり津波の怖さを思い知らされました。弊社も岩手県へ義援物資を被災地の方々に社員全員の気持ちを込め送らさせて頂きました。又2次災害として海沿いにあった十数個並んだ直系10?の石油タンクが次々と流れ出した重油に着火し、市街地や山林の広範囲で火の手が上がるという火災も発生しています。

今日は皆さんの身近で常に使用しているプロパンガスについてお話したいと思います。

☆ご存知でしたか? 本来はガスは臭みが無いことを知っていたでしょうか?☆

通常、私達が日常でガスが漏れると臭いのですぐ分かると思いますが、製造工場の段階では、ガスには臭みも色もほとんどありません。しかし、中毒や爆発などの事故を防止する為に、法律により臭みを付ける事を定められているためです。尚、一酸化炭素が含まれていないので、ガスそのものでは中毒は起こりません。しかし、ガス漏れによって不完全燃焼(空気不足)によって一酸化炭素が発生し身の危険が高くなります。

☆LPガスと都市ガスの違い☆

私達はガスが漏れたら床面を這うように広がり低い場所に溜まると認識していると思います。しかし、都市ガスについては天井の方へ溜まる性質があるんです。それは空気より軽いためです。このようにガスの違いで流れは変わります。

☆もしもガス漏れが発生した時は次のことに注意し行動しましょう☆
 ? 電気、換気扇等のスイッチに手を触れない
 ? 窓を開ける
 ? ガス栓を閉める
 ? プロパン容器のバルブを閉める
一番大事なことは未然防止です。家庭内でのガス機器の点検も定期的に行い、安全に心掛けましょう!!


 
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